自分のスタイルで。違っても全然いい。|$HOR1 WINBOY、Ashleyインタビュー#5

今回は、2foodsのサブブランドである「2Series」のから発売されるプラントベースエナジードリンク「2Energy」と同名のコンセプトソングをリリースするラッパーの$HOR1 WINBOYとシンガーのAshleyに話を聞く。インタビュアーはこの曲のトータルプロデュースを務めたラッパーのLUNA

 

最後は、テクノロジーアートとストリートカルチャーを核にした世界観を持ち、国内外多くのミュージシャンやファッションブランド等のプロジェクトへも作品を提供しているクリエイターグループMETACRAFTが制作した「2Energy」のMVの舞台裏と、今後の野望について語ってもらった。

弁当食べてたら振り付けが完成

 

LUNAMV撮影でのエピソードある?

 

Ashley:まず、今年イチ早起きしたっす。

 

LUNA:確かに。

 

Ashley4時半ぐらいに起きた。起きれた自分に拍手。

 

(全員拍手)

 

$HOR1:おめでとう。

 

Ashley:ありがとう(笑)。

 

LUNA:屋上でみんな暴れてたよね。

 

Ashley:暴れてた!

 

LUNA:貧血になりそうなぐらい踊ってたもんね(笑)。

 

$HOR1:自分のバックDJ兼プロデューサーがいるんです。キークラッカーというやつで。カマしてましたよね(笑)。

 

Ashley:カマしすぎてもう壊れてた。あと、同じ屋上のワチャワチャシーンで、うちのマネージャー、バックDJのナルコスくんがカメラの裏で「おめえらまだいけるよ! まだまだ、そんなもんなの?」って煽ってきてね。

 

LUNA:出てもないのにね。

 

Ashley:多分メチャメチャあいつも暴れたかったんですよ。

 

LUNA:カメラの裏から「ハズバン!」ってね。

 

Ashley「ハズバン! ハズバン!」って(笑)。ひたすら煽ってきてた。

 

LUNA$HOR1が連れてきてくれたダンサーのみなさん、すごかったね。

 

Ashley:すごかった。

LUNA:ソロシーンでいきなりバク転したり。みんなすごくスキルがあって。$HOR1の生徒さん?

 

$HOR1:そうです。自分の生徒とか、こっちで出会ったダンサーやっている子とか。

 

Ashley$HOR1のバースは、最初ダンサーなしの予定だったんだよね。

 

LUNA:そうそう。ちょっとした休憩のあいだに作ってその場で振り付けしてたね。

 

Ashley:気づいたら完成していて。ダンサーはすごいなと思った。

 

$HOR1:自分のバースのところは全然用意されているやつじゃなくて、その場で振り付けをやったやつですね。

 

Ashley:うちが弁当食べているあいだにパッと見たら完成しているみたいな。

 

LUNA:あれすごいよ。現場の雰囲気もすごくよかったよね。朝5時入りでもみんなのモチベーションが下がらないというのはなかなかないから。それが絶対に映像に出てくるし。その場で振りを作ったりとか、あんまりない現場スタイルだと思うけどね。やっぱり疲れてきたりさ、ちょっと「はぁ」みたいになっちゃうけど。なんか誰かがどこかで盛り上げてて(笑)。「声出してこう」みたいな。

 

Ashley:いいMVができたね。

今までのイメージを飛び越えていきたい

 

LUNA:今後の展望や活動について聞かせてください。

 

$HOR1:半年間ぐらい全然曲を出していなくて、ずっと制作していたんです。やっといいクオリティのものができて、8月にシングルをリリースして、そこからどんどんアルバムに向けて曲を出していけそうなんですよ。

 

LUNA:じゃあいまアルバムも制作中?

 

$HOR1:そうですね。

 

LUNA:完成したらツアーを回ったり?

 

$HOR1:そうっすね。考えているところです。

LUNA:年内にけっこういろいろな動きがある感じですね。

 

$HOR1:そうですね。

 

LUNA:すばらしい。Ashleyは?

 

Ashley:いまいろいろな制作していて。いままでのAshleyの曲はダーク寄り、テンション含めて低めな感じだったから、これからはもっとAshleyのいろいろなところ、ジャンルとかもいろいろやっていこうと。

 

LUNA:今までのイメージを飛び越えて。

 

Ashley:飛び越えて、ライブももっと挑戦して。いろいろな顔があります、というのを見てもらいたいですね。

 

LUNA:最後に、楽曲を聴いてくれる方にメッセージをお願いします。

 

$HOR1:率直に、自分を偽らなくていいと思うんですよね。ありのままの姿で毎日を頑張っていたら、もしバカにしてくる人がいたとしても、そんなの生きているなかでちっぽけな存在だから。どんな分野にしても頑張っている人を自分はリスペクトするし。例えば靴を売っている人がいて、明日から自分がそこで働いてくださいと言われても絶対にそんな知識をすぐに覚えられるわけでもないじゃないですか。「これを作ってください」と言われても作れないし。自分らはアーティストという立場なだけで、全員が自分として生きてくれたらいいな、という楽曲になっていると思うので。まあ、楽しく聴けるんじゃないかなと思います。

 

Ashley:いや、メッチャいいこと言うじゃん。以下同文です(笑)。周りにあまり合わせようとしすぎず、自分のスタイルで。違っても全然いい、というか、違ったほうがいい。「7pick a flavor」だからね。

 

$HOR1:違うことを恥として受け止めちゃダメ。

 

Ashley:そうだね。

 

$HOR1:違うほうが格好いい、面白い。

 

 

▼Ashleyと$HOR1 WINBOYのインタビュー動画はこちら!

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