ジャーガイダンスが導くコラボレーション|Zendamanインタビュー#3

 

Project2」のテーマである“Healthy Junk”の精神をもとに、ゲストに潜む相対する中身、二面性にフィーチャーしていく特別インタビュー。

 

18歳で単身ジャマイカに渡りレゲエ修行を敢行、その様子を克明に映し出したYouTubeチャンネル「Zenda Mi Zenda」もレゲエファンを中心に注目を集めているレゲエDJZendamanをフィーチャーする今回。

 

自身のYouTubeチャンネルを中心に、HIPHOPとファンションカルチャーにまつわる情報を発信しているレイを聞き手に、衝撃的な出会いをした人物や、神の導き=「ジャーガイダンス」が生んだ縁について語ってもらった。

 

ロッコン師匠が撃ち落とす悪魔

 

レイ:YouTubeチャンネル「Zenda Mi Zenda」について教えてください。

 

ZendaMan19歳からやってるチャンネルで。俺がもっとレゲエを知るために、世界的にレゲエが流行っていた8090年代に歌っていた人に会いに行って一緒に歌ったり、そういうリアルなジャマイカ修行の様子を番組にしてます。

 

レイ:当初はスタッフなしで全部一人?

 

ZendaMan:演者は俺だけで、カメラマンが一人。その人が俺の楽曲やトラックを作っているプロデューサーのGacha Medz。カメラマンをやりながら俺に「おめえよ、全然レゲエ知らねえからもっと学んで来い。お前は全然レゲエのことわかってねえ」みたいな感じのテイストで始まったんだよね。最初は本当にジャマイカ人に歌えとか言われてもなにもできなかったんだけど、だんだんと歌えるようになっていくっていう。

 

レイ:ZendaManのドキュメンタリーだ。

 

ZendaMan:そうそう。俺のドキュメンタリー。ギャグ多めのドキュメンタリーみたいな感じで、最終的にそういうジャマイカのステージショーとかに出るみたいな。

 

レイ:すごいね。歌えなくて英語もしゃべれないところからはじまって、サクセスストーリーだ。

 

ZendaMan:この番組は本当に自分をさらけ出せた。ちょっとダサくて見せたくない部分も含めて全部を番組にさらけ出したら、しゃべれなかった自分も歌えなかった自分もいなくなって。もういつでも自分をさらけ出せるようになった。

 

レイ:いいね。ジャマイカの人ってキャラが強い人が多いと思うんだ。

 

ZendaMan:多いね。

 

 

レイ:ドキュメンタリー撮っていて「めちゃくちゃキャラ強いな」と思った人いない?

 

ZendaMan:それは確実にロッコン師匠です。

 

レイ:どんな人?

 

ZendaMan:本名は知らないんだけど、俺とカメラマンが回しているときにいきなり画面外から「ロッコンコンコンコンコン!」みたいなデカい声で乱入してきて。それを見た視聴者が「ロッコン師匠」って名付けて、だんだん定番キャラになっていった人です。つい最近までロッコン師匠が住んでるゲットーに住まわせてもらったりしたんだよね。

 

レイ:いまでも交流があったりするの?

 

ZendaMan:もちろん。年齢不詳で、90年代から歌っているから推定で50代なんだけど、中身は20代。だからめちゃくちゃうるさい(笑)。

 

レイ:ロッコン師匠熱いな。ロッコンはどういう意味なの?「ロックオン」?

 

ZendaMan:いや、「RUKUM」なんだけど、銃声です。

 

レイ:国によって違うよね。ジャマイカはロッコンなんだ。

 

ZendaMan:ジャマイカ全土ではないけど、ある地域では。途中で銃声だと気づいたときに「え、なんかちょっとコワ」みたいな(笑)。こんなポップな感じのキャラなのに、それ銃声だったんだって。でも本人は敬虔なクリスチャンで、彼が言うロッコンは全部悪魔を撃っているんです。

 

レイ:初登場のときも、ZendaManの横に悪魔がいたから「ロッコンロッコン!」って撃ち落としてくれたのかも。

 

ZendaMan:あり得る。

 

レイ:絶対そうだと思う。

 

ZendaMan:悪魔を滅ぼす言葉、それがロッコン。師匠の教えなので。

 

 

顔も合わせず3曲コラボレーション

 

レイ:最近はラッパーやアーティストとコラボしているよね。

 

ZendaMan:一度も日本に帰らずに、ずっとジャマイカに住んでいたから、そもそも同世代のラッパーとかとリンクするということがない。

 

レイ:そうだよね。

 

ZendaMan:だったんだけど、いろいろな縁があって。会ったことないけど「曲を一緒にやろう」という話がきて「じゃあやろう」と。

 

レイ:一番最初は誰だった?

 

ZendaMan:最初はDJ CHARIさん。「DJ TATSUKIさんのアルバムに収録する曲に入ってほしい」という話をもらって、Young DALUというラッパーと一緒に。

 

レイ:おお、Young DALU

 

ZendaMan:いまはDALUという名前になったけど。DALUとそのとき初めて曲を作ったんだけど、いろいろな縁があって日本に帰るまでに3曲一緒にやったの。まだ会ったこともないのに。そういう縁をレゲエだとジャーガイダンス、神の導きって言うんだよね。それで日本で初めて会ったら、俺とDALUくんとはマグネットというか、同じバイブスがあって。DALUくんからの紹介で、またいろいろとコラボさせてもらうようになったね。

 

レイ:ラッパーとラッパーってつながっているよね。実は俺もCHARIくんから始まったの。俺もアメリカにずっと住んでいて、コネクションもなにもないからCHARIくんがライブに連れていってくれて、そこからいろいろな人と知り合ったから。すごく似ていると思う。

 

ZendaMan:ヤバい。これもまたジャーガイダンスかもしれない。

 

レイ:まさにそれ。

 

ZendaManDJ CHARIさんビガップ!

 

 

次回はジャマイカンフードの魅力と、今後の抱負について聞く。

 

▼ZendaManのインタビュー動画はこちら!

 

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